「SDGs」取り組みについて
スギモトグループ SDGs実行宣言
スギモトでは、お客様、生産者様、従業員の皆様、関わる全ての皆様と共に、これからも前に向かって歩み続けていく為に様々な取組みによってあらゆる社会問題に真摯に向き合い、より多くの人にお肉を通して感動と幸せをお届けする事を目指しています。
具体的な取組みとしては、地産地消商品の取り扱いによるCO2削減や既存食肉加工商品の電子レンジ対応への改良による賞味期限の延長、そして飲食小売店の店頭では、お客様へ食べられるだけの量を推奨する事、食育活動を通じてフードロスの削減に努めています。
また、スギモトで働くすべての人がお肉のプロとして活き活きと働けるように、推薦型の社内表彰制度による働き甲斐、やりがいの創出、社内学校(ミートアカデミー)による知識力、技術力の向上、女性社員のキャリアアップを推進しています。
ほかにも、ゴミ分別徹底と段ボールの削減、廃棄物を出さない取組やリサイクル段ボールの利用を促すなど資源循環型の社会システムを目指す取り組みをしています。
スギモトでは主に3つのビジョンに対して目標を設定し取り組みを行います。
美味しいをもっとたくさんの人へ
ちょうどいい量で食品ロス軽減
我が国日本では本来食べられるのに捨てられる食品「食品ロス」の量が年間570万t(令和元年度推計値)発生しています。これは日本人1人当たりが毎日お茶碗一杯分のご飯を捨てているのと近い量になり、食品業界が抱える大きな問題のひとつとなっております。
そのためスギモト運営の各レストラン店舗では、お客様のリクエストに応じた食べきれる量でのご提供を実施しております。
レストランにおける、少量でのお肉盛り合わせの提案や、ハーフサイズでのご提供、ごはんの大、中、小サイズはもちろん、お客様からの具体的な量リクエストに出来る限りお応えしており「食べ残し」による食品ロスの削減を目指して、お客様と共に取り組んでいます。
また、加工食品の賞味期限を延長する動きが広がっています。まだ食べられるのに捨てられる「食品ロス」を減らす効果が見込めるためです。SDGsの中でも「食」は特に重要な役割を担っており、スギモトでも「食品ロス」を減らす目的から自社工場における食肉加工食品の賞味期限を延長する取り組みを開始しました。食品調理における「湯煎」をレンジによる「加熱」に変更することで温室効果ガスであるCO2の削減に効果があり、品質や商品へのこだわりを保持しながら既存商品の改善を行う等、環境に配慮した商品作りにも積極的に取り組んでいます。
全ての人と、共に育つ企業へ
成長の後押しと公平な評価で働き甲斐を
スギモトでは社内教育制度『スギモトミートアカデミー』により働く人ひとりひとりの技術的・精神的成長を促し、従業員表彰制度『スギモトパーソンオブザイヤー』による公平な評価によってモチベーション高く仕事に取り組む事で、「日本一のお肉屋さん」と言っていただくために挑戦と進化を続けます。
女性社員にもキャリア診断を通して働き方改革を推進することで働く人の個性と能力を余すことなく発揮できる社会を実現できるよう推進します。
スポーツの応援や野球大会を通して
健康な生活があるからこそ、私達は家族との満たされた時間やスポーツを楽しんだり、仕事に打ち込んだりといったことが出来、それを支える福祉の充実によって心も体も満たされた豊かな社会の実現をすることが可能と思われます。
「健康」とは何かについて、世界保健機構(WHO)憲章には以下ようにふれられています。
「健康とは、病気でないとか弱っていないということではなく、肉体的にも精神的にも、そして社会的にも全てが満たされた状態にあることをいいます。」
スギモトでは、スポーツを通じて青少年の育成、選手や応援する人々の健康を維持することができる食品、『お肉』で健康と幸せを支えることができるという観点から、地元愛知県のスポーツチームや選手を応援しております。
自然環境を守り、また100年先へ
持続可能な社会へ
昨今の地球温暖化をはじめとする、地球を取り巻く環境問題は深刻さを増しています。 スギモトでは社内で排出されるゴミを減らし、環境負荷を抑えながら持続可能な社会への貢献を行います。
また地産地消の食材を商品やメニューに取り入れ、フードマイレージを下げる事で環境負荷の低減にも努めます。
スギモトは創業明治三十三年から百余年、尾張の地で営業を続けてきました。これからもさらに50年、100年と、お客様に愛される企業を目指します。
持続可能性への取り組みを強化
全社員の名刺を100%太陽光発電によるグリーン電力を使用して印刷された名刺に随時変更しています。
グリーン電力とは
グリーン電力は、太陽光・風力・水力・バイオマス・地熱などの「再生可能エネルギー」から発電される、環境にやさしい電力のことです。
地球温暖化の主な原因となるCO2を排出しないので、持続可能なエネルギーとして注目されています。
また、名刺に使用する用紙もグリーン電力で生産されているため、印刷と紙あわせて地球温暖化対策に貢献することができます。
森林は二酸化炭素を吸収し、地球温暖化防止の役割を果たします。
吸収量は樹木の種類により異なりますが、例えばスギの木1本が吸収する二酸化炭素は年間約14kg、人間1人が生活することにより排出する1年間の二酸化炭素は約10トンになると試算されています。
持続可能な未来への責任をさらに深める一環として
社員の名刺を変更
この動きは、責任ある森林管理を支持し、持続可能な紙の使用を促進するための活動となります。
名刺をクリーン電力を使用して印刷、指定の名刺用紙(さくらCoC)に移行することで、当社が環境への影響を真剣に受け止めていることの証であり、これからも継続的な環境保護活動を行っていくことを約束するものです。
参考元:グリーン電力名刺-再生可能エネルギーを利用した名刺
取得元:[https://jp.fsc.org/jp-ja/about_FSC_certificate]
経緯
当社は、組織全体での持続可能な発展と環境への取り組みをさらに強化する目的で、2021年11月から『SDGs委員会』を社内に設立しました。この委員会は、社会的責任と環境保全の目標に沿った具体的なアクションプランを策定し実行することを目指しています。委員会メンバーは、持続可能性の実現に向けた様々なテーマを担当し、その中から最も実行可能で影響力のある提案を選出しています。
そしてこの度、分科会チームのから提案された「社員の名刺をグリーン電力製品に切り替える」という提案が、環境保全への貢献と実用性を兼ね備えていると評価され、全社に展開することが決定されました。
この切り替えは、資源の持続可能な利用と保全に寄与するだけでなく、企業としての環境に対する責任とコミットメントを具体化するものです。当社は、これを皮切りに、今後もSDGsの目標達成に向けた様々な取り組みを推進していく予定です。