黒豚・国産豚
もっちりとした食感と深い旨み
日本各地には、いわゆる銘柄豚と呼ばれるものが400銘柄もあります。ランドレース種、バークシャー種等の品種だけにこだわるのではなく、やわらかく美味しい肉質にする為に、飼育環境や、厳選した飼料を工夫研究し給餌するなど試行錯誤繰り返しながら、生産者が色々と取り組みをしています。スギモトの豚肉は、牛肉と同様、生産者の顔の見える商品を中心に取り扱いをしています。
桑水流黒豚(からいもどん)
スギモトの黒豚は、宮崎県霧島山麓にある、桑水流畜産(くわずるちくさん)で肥育された、純粋種の「六白黒豚」バークシャー種100%です。
きめ細かくジューシーな肉質で、ほど良い甘味があるのが特徴です。
桑水流畜産のある宮崎県小林市は旧薩摩領にあたります。以前から「鹿児島黒豚」と同じように「からいも」を食べさせて育てていますが、さらに肉質を高めるために、麦、炭粉、お茶、海草などを配合した飼料を与えています。また、小林市は日本銘水が湧くことで有名です。地下117mの井戸を掘り、毎日飲む水はミネラル豊富な水を与え、黒豚にストレスを与えないように注意して肥育され通常の豚よりも長い9~10ヶ月間肥育をしています。桑水流畜産『田舎夢来』工房で作られている『黒豚ロース肉の味噌漬け』は百貨店を中心とした高級店のみで展開されてきた催事により日本中にファンがいる畜産会社の黒豚です。
愛知みかわ豚
愛知県は、日本国内でも屈指の“おいしい豚肉”の産地です。長年豚の産地として、飼育方法や飼育環境を工夫し、『ブランド豚』として恥ずかしくない豚肉を生産しています。それが、いわゆる「もち豚」です。「もち豚」とは、美味しい豚肉の代名詞で、「さっぱりしている」「もっちりしている」「旨味が濃い」豚肉を言います。
「愛知みかわ豚」は、そんな特徴を持った、やわらかく臭みの無い、とても美味しい豚肉です。
愛知県知多産尾州豚
半田市にあります石川農場において、やわらか・まろやか・ジューシーな豚肉に育て上げられています。
麦、いも(タピオカ)を多く与えているので、植物のデンプンから、豚自身の脂身を作りだします。あっさりとしたマイルドな味わいで、白く、締まりがあり、口どけは大変やわらかです。
水っぽさの無い肉質にするため、じっくりと育てあげ、成熟度を厳しく吟味した上で出荷されています。